【SF小説おすすめ】初心者向け王道SF小説を厳選紹介！【星新一】

こんにちは、しじみです。

忙しい日々。皆さんは、こんな悩みを抱えていませんか？

「SF小説に興味はあるけど、ほとんど読んだことがない」

「SF小説自体、あまりよく知らない」

「時間がないから、どの小説が面白いのか知ってから読みたい」

SFというのは、サイエンス・フィクションの略称になります。科学的な空想にもとづいたフィクションの総称です。それらをテーマに描かれた話をSF小説と呼びます。

日本のSF作家には絶対的な巨匠がいます。知らない人は少ないと思いますが、初めて聞く方には是が非でも覚えていただきたい方です。

それが、星新一さん。「ショートショートの神様」と呼ばれる日本の小説家・SF作家です。

星新一さんの作品はショートショートと呼ばれるだけあり、たった数ページで終わる短編モノがほとんどです。小説初心者の方にも読みやすく、手軽に楽しめる作品となっています。

この記事では

これからSF小説を楽しみたい方へ、星新一さんの作品を厳選してご紹介します

正直、傑作だらけなので選定するのも難しかったですが、ご本人も気に入っているものなどを中心におすすめを厳選しました。あなたにとってお気に入りの一話を見つけていただけたら幸いです。

1. おーい、でてこーい

嵐の過ぎ去った日。とある村の地面に突如現れた”穴”。それは、人間の底知れぬ欲望を全て飲み込んでくれる夢のようなモノでしたが...

何を隠そう、学生時代の私を小説の世界への引き摺り込んだ作品です。たった数ページでこれほどまでに綺麗で恐ろしいオチが描けるでしょうか。読後感の鳥肌をぜひ感じてください。

　2. ボッコちゃん

バーの看板娘である美しいロボット「ボッコちゃん」。彼女を取り巻く人間をブラックユーモアたっぷりに描いています。

オシャレな作品であり、皮肉の効いた少し笑える作品でもあります。ラスト数行の景色は想像するとゾッとしますがね。

　3. 暑さ

うだるような暑さが続く夏の日。とある男が交番に自首します。「私はまだ何もしていませんが、どうか私を捕まえてください。」

最後の1行でゾワッとくる、最高に恐ろしい作品です。何も言わず、読んでください。

　4. 不眠症

ある時から一睡もできなくなった男の話。寝れないことを逆手に取り始め、順風な人生が始まったかのように思えたが...

仕掛け自体は予想しやすいシンプルなお話です。ですがこれまたラスト1行で悲しくもなり、クスリと笑えたりもする。星新一さんの文才には言葉が出ません。

　5. 雄大な計画

ライバル企業のスパイに選ばれたサラリーマン。それはもう雄大で華やかな計画、そして雄大で華やかなラストが待っている。

タイトルそのまま、まさに雄大な計画を遂行します。ありえないテンポで話は進んでいきますが、オチは皮肉たっぷりでコレコレ！となってしまいます

いかがでしたか？

上記5作品全てが収録された書籍があります。下記の「ボッコちゃん」です。この本は星新一さんの自撰集となっています。それだけの自信作が詰まっていますので、面白くないわけがありません。全50作品が収録されています。今回取り上げられなかった面白い話がたくさんあるので、ぜひ買って読んでみてください。

買うのが面倒、出費や保管場所が気になるという方には

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